『記憶力は永久に衰えない。衰えてるのは記憶を呼び起こす力』

『年齢を重ねると記憶力が低下する』

そのような言葉を昔からよく耳にすると思います。そして実際にその通りにもなっている事実もあると思います。

ですがこの事実と思っていたものが、

実は全て「ガセ」だとしたらどう思いますか?

今回は、『記憶力の真実』についてお伝えしていきます。

「記憶力は永久に衰えない」の真実。

私たちの脳の機能はとても優れています。

見るもの感じるもの聞こえるものなど、五感を通して得られる情報は全て、

脳から五感を通して得られた瞬間に、潜在意識という記憶の貯蔵庫に貯蔵されます。

現に幼い頃の記憶や、大昔に観た映画の内容などを突然思い出すことがありますよね?

この事実が全ての情報が潜在意識の中に記憶されているという動かぬ証拠になります。

ですが、

「最近物覚えが悪くなった・・」
「最近物忘れがひどい・・」

などの症状が発生しているのも事実です。

しかしこれには致命的なカラクリがあります。

衰えてるのは記憶を呼び起こす力。

このタイトルの通り、衰えているのは記憶力ではなく、

「思考力」つまり衰えてるのは『記憶を呼び起こす力』

私たちは幼い頃から「問いに対する正解を導き出す教育」をされてきました。

つまり、

「あらかじめ用意された議題に正しく解答をする」

という思考の習慣が根付いています。

若い頃は「問われること」の方が多いので、その問いに関する解答をしていく機会が多いのですが

年齢を重ねていくに連れて「問われる回数」が若い頃に比べて減っていきます。

これが思考力の低下に繋がる根本原因です。

思考も筋肉と同じ構造になっていて、使わなければ衰えていきます。

なので

「最近物覚えが悪くなった・・」
「最近物忘れがひどい・・」

などの症状が発生する原因は、「問われる回数」が減ったのと同時に

「自分で自分に問いを出す」

という考え方の習慣が養われていなかったことが、致命的な原因になっています。

ではなぜ?「自分で自分に問いを出す」という考え方の習慣が養われていなければ『致命的』になるのか?

それを今からお伝えしていきます。

『問う力』こそが記憶を呼び起こすトリガー

先ほどまでは基礎知識で、ここからが本題になっていきます。

私たちには「顕在意識」と「潜在意識」があるのはご存知かと思いますが、

この二つの意識の役割分担を知らない人たちが多いのが現実です。

冒頭でもお話しさせていただいた通り、

得られた情報はバッチリと潜在意識の中に記憶されています。

ただ、記憶を呼び起こすトリガーとなる思考力(自分自身に問う力)が低下していて

『記憶を呼び起こせていない』だけなのです。

つまり顕在意識(左脳)を正しく使えていないことが最大の原因になります。

顕在意識を正しく使うには、トリガーになるものが必要。

たとえば家から職場に向かう際、

初めはトリガーになるものが見当たらないので

全て調べながら向かったと思いますが

何度も通い続けるに連れて、コンビニや喫茶店などのトリガー(目印)が出来上がっていったと思います。

トリガー(目印)

・コンビニが見えてきた
=職場まであと5分くらい
・喫茶店が見えてきた
=喫茶店を曲がったら職場に到着

みたいな感じで、

コンビニや喫茶店を見ただけで職場までのルートがフラッシュバックされる現象。

これが『記憶の貯蔵庫』である潜在意識から

”今現在、1番必要な記憶”を取り出す行為になります。

しかしここで、

『道などはこれで良いかも知れないが、勉強にはどう活かすんだよ!』

という疑問も浮かぶと思いますので

続いてテキストなどの創作物を使う場合の正しい記憶の仕方と、

その場合のトリガーの使い方をお伝えしていきます。

テキストなどの創作物を使う場合の記憶の仕方とその引き出し方。

テキストなどの創作物を使って記憶する場合には、

道を覚える時と同様に「実際に体験する」ということが重要になってきます。

多くの人は記憶の仕方があまり良くなくて、文章を丸ごと覚えようとします。

だから覚えるまでに時間がかかったり、すぐに忘れたりします。

この学習方法は「顕在意識(左脳)のみ」を使う方法なので、あまり良くありません。

どはそうすれば良いかと言うと、書かれてある内容を文章ではなくリアルに理解すること。

たとえば「カラーバス効果」という内容の文章が書かれてあった場合、実際に体験をしてみるのです。

赤いものを意識をして部屋全体を見渡してみると、赤色のものが視界にバンバン入ってきます。

これがカラーバス効果なのですが、この体験をしたことによって

カラーバス効果

・意識したものが視界に入ってくる
・意識していたことの情報が入ってくる
・意識していた出来事が起きる

という現象。『これがカラーバス効果だな』という記憶が呼び起こされたりします。

こうやって体験を通して覚えていくのです。

体験で覚えると今度は「カラーバス効果とは?」というトリガーを使うことで

『意識したものが視界に入ってきたり、必要な情報が必要な時に見える化する効果』

といった感じで、自然と一瞬で長い説明文も出てくるようになります。

これが潜在意識(右脳)を使った記憶の仕方になります。

正しい脳(意識)の使い方

・右脳(潜在意識:体感)
を使って明確に記憶する
・左脳(顕在意識:トリガー)
を使って必要な記憶を呼び起こす。

これが『正しい脳(意識)の使い方』になり、

正しい脳(意識)の使い方』をマスターすることによって、記憶の仕方を覚えるだけではなく、

願いを叶える為の達成ルートを導き出すことにも活用できるので

何度もこの記事を復習していただき

正しい脳(意識)の使い方』をマスターして下さいね。

さいごに

このような感じで、

『記憶力は永久に衰えない。衰えてるのは記憶を呼び起こす力』ということが理解できたかと思います。

なのでどれだけ

『自分自身に正しい問いを出すか』ということが重要になってきますし、

人生をもっと素晴らしいものにしていく為には「学びを止めない」ということが重要になっていきますね。

この記事がお役に立てたら嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

追伸

この記事はこれで終わりになりますが、

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